ついに完成!大麻の百人帯プロジェクト 第2弾

  • 2016.05.01 Sunday
  • 16:31


よりひめであり、麻糸インストラクターでもある伊藤さんの手によって織り続けられていた
大麻の百人帯プロジェクト 第2弾が さる4月25日、ついに完成の運びとなりました。



この手織り、手績みの帯の美しさ・・・

上の写真の手前は出来たての第2弾の百人帯、

上の写真の奥に見える少し白っぽい帯が、第1弾での百人帯です。
第1弾の帯は奥会津にて、数日ではありますが雪晒しをしたので、目が詰まり、白くなっているのが比べると良く分かりますね。


ではさっそく、この日の様子を 順を追ってレポートしていきます。



第2弾の帯は、「日本七大自然布」の先輩の方からアドバイスをいただき、
打ち込みに「杼(ひ)」を使ったことです。ひと織りひと織り、とてもしっかりとした打ち込みとなりました。

伊藤さんは、ご自身の仕事がありながら、こうやって少しづつ織り続けてくださったのでした。



そして、この結び目は?

糸を績んでいただいた方の 糸そのもの、そして気持ちを大切にしたいという思いから、結び目の先は市販の綿糸なのです。
織りでどうしても無駄になってしまう部分には、このような工夫がされていたのでした。

そしていよいよ、切り離しへ・・



はさみが入っていきます。



慎重に・・



出来上がりの瞬間です!
皆さんからの歓声があがります。

この記念すべき第2弾の完成の日には
よりひめさん達、映画「麻てらす」の吉岡監督がお祝いに駆けつけてくださいました。





よりひめのMさんが、美しくディスプレイしてくれました。



手績みの温かさ、大麻の糸の凛とした生命の力強さ。
そして 工程のすべてが手作業という、あまりに贅沢な高級感が伝わってきますね。



この完成の瞬間は、
失われかけた日本古来の大麻の糸績みが、再び命の火を吹きかえした瞬間でもあります。

この出来上がりの瞬間を間近で見られた方々から、コメントをいただいておりますのでご紹介します。

○織り手の伊藤さんより
「帯プロジェクト、2本目の帯が織りあがり、ホッとしています。今回も織り手として参加をさせて頂き、1本目より、少しでも良い物を・・・と思い織り進めました。新たな道具を作ったり、ちょっとした工夫をしてみたり・・
そして、今回も色々な糸と出会わせて頂きました。同じ素材で手績みされた糸なのに、それぞれに違う表情を持っていて・・更にその糸が1枚の布に紡がれていくという・・そんな事も楽しかったです。(^^)今回も、そんな楽しい時間を与えてくださり、感謝です(*^^*)ありがとうございました。」

○Kさんより
「帯プロジェクト第2弾の織り上がりに立ち会わせていただきました。たくさんの方が績む人はそれぞれ表情が違って、それを織り手の伊藤さんが、ひとりひとりと語らうように繋げ、織り上げる姿がとても素敵でした。飛び出た糸を切った端も捨てずに大切に便瓶に集めていて、これも何かに出来ないかしらと楽しげに模索していたのがとても印象深く、糸も幸せだなと思いました。
ただ見学させていただいただけですがこちらも幸せな気持ちになり、いよいよ鋏(はさみ)を入れて機からおろした瞬間は、沢山の方々の想いが、ひとつの作品として誕生したのだなと思って胸が熱くなりました。本当に大切な何かを、途絶えさせずに産み出して行くという感動を、ありがとうございました。」

○Yさんより
「八重桜の花びら舞う頃 帯プロジェクト第二段の帯が織りあがるとお知らせを受け見学に行ってきました。
全国の績み手さんたちの糸を一段一段と慈しみながら織り上げていました。
一人一人違うように糸にも個性があり、それを調和するように織ってるとおっしゃり、織る姿は赤子に授乳する母親の美しさでした。話には 聞いてましたが、糸の無駄を出さぬようにと180本の大麻糸を木綿糸と結んで機にかけてあるのも見れました。
それと織りあがった布の毛羽立った繊維をハサミで切って瓶の中に入れてたので もしかして今までのも入れてるのか聞いてみたら第一段の分からためてるとのこと。大麻への愛に涙が出そうでした。その繊維は何かに出来ないかな〜とおっしゃっていたのでどんな姿になるのかな?
縦糸の限界まで横糸を渡し、ハサミを入れ織りあがり。第一段の雪晒しした帯と比べてみたらまだ隙間がいっぱい。ふのりを落とすと締まってくるそうです。色々お話も聞いてふれたせいか親戚の子を思うような感情がわいてきました。次に会ったときの成長が楽しみです。」


出来上がった帯は、まずは5月3日、東京自由が丘アンジェリさんで開催の1DAY糸績みカフェにて 皆さまに公開予定です。
ワンコインのお手軽糸績み体験に合わせて 是非 お手に取られてみてください。

最後に、GW開催、1DAY糸績みカフェのご案内です。

日時:5月3日(火・祝) 13:00〜18:00(入場無料)
会場:自由が丘アンジェリ内
※ワンコイン糸績み体験をされた方には、全国の基礎講座受講割引チケットプレゼント!

お品書き:体験コーナー
一、麻糸産み体験 1回500縁

お品書き:カフェ
一、オーガニックお茶各種 300縁
一、日替わり麻の実お菓子 300縁
一、お茶&お菓子セット 600縁

お品書き:展示販売コーナー
一、ここでしか買えない様々なグッズ販売(特別仕様の貴重な精麻 など)
一、100年前の大麻繊維展示品の数々(100年以上前の大麻着物他)

時間内のお好きな時間にご来店ください。事前の予約も受け付けています。
(連絡先 アンジェリ:info★shop-angeli.com (★を@に変更) TEL 03-6421-3822)

皆さまのお越しをお待ちしております。よい連休をお過ごしくださいませ。

奥会津にて 初の雪晒し体験!

  • 2016.03.19 Saturday
  • 21:32


3月16、17日の両日、第1弾の百人帯プロジェクトで織りあげた帯の雪晒しに行ってまいりました。

今年は例年より 相当雪が少ないそうですが、それでもそこは奥会津、
前日までの冷え込みによる新雪と、雪晒しに必要な「晴天」という好条件に恵まれ、雪晒しを体験することが出来ました。

何日か連続で行うものなので、奥会津の、とある古民家にて行いました。

その集落には 各戸に 山からの冷たい水が引かれています。



手をつけるとしびれるほど冷たい、清冽な山の水です。
館長さんによれば、夏にはここで冷やしたキュウリやビールが最高なのだとか。

水につけた後は、少し離れた場所にて キラキラと輝く新雪の上に広げます。
風が吹いて飛んでいかないように、端を少しだけ雪で埋めます。





雪の上を沈まずに歩く「かんじき」なるものを 生まれて初めて履いてみました。



日光が雪に当たるとオゾンが発生し、それで白くなっていくのだそうです。
3日目くらいから「おお・・・」と歓声があがるような具合になっていくのだとか。

清らかな雪の白さが帯を染めていくようです。



映画「麻てらす」の吉岡監督も もちろん参加です。

晒した後は・・・・
昔懐かしい囲炉裏端で、炭火でお湯を沸かして ほっこりお茶タイムです。

昔は麻裂き棒を囲炉裏に挿して糸績みしていたといいます。
ここで糸績みサークルをみんなでしたらどんなに楽しいでしょうか



日が暮れた頃に、くるくる巻いて 少し乾かしてから 屋内に取り込みます。



雪の結晶をまとって。



雪晒しは、工程は非常にシンプルなものですが、

この静かな山奥の空気、雪の冷たさ、水の冷たさ、清らかさ、時間の流れ・・

このすべてを肌で感じるのが、雪晒しなのだと気づきました。



この雪晒しした帯は、3月24日の糸績みカフェ にて お手にとって見ていただくことが出来ます。

とても貴重で、素晴らしい雪晒し体験でした。

ただいま、第2弾の 百人帯プロジェクトが進行中です。こちらは季節柄、川晒しにしようかという話も持ち上がっています。
こちらもどうぞ お楽しみに・・。

calendar

S M T W T F S
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 
<< November 2018 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM